2007年11月29日木曜日

ドラマ「しゃばけ」感想

ドラマ「しゃばけ」を観ました。
もちろん目当ては「ばけもん」

原作は読んでましたので、筋立てよりもディテールに注目してしまいました。
特殊効果がいい味を出していました。
特に最初の富士山からの江戸市中を俯瞰で回って、セットに至るカット。
時代劇というと当節映画でしかこんなカットを許されないのか、
狭い空間での狭いイメージが多く寂しい思いをしていました。

戦前の時代劇の方が(映画だから、もあるでしょうけど)広い空間のカットがあったし、
低予算7日で撮った作品でも『イラスト』くらいありました。
だから、時代劇を作る側の姿勢の問題と推測します。
妖怪への特殊効果需要のおかげでいい感じな絵を映画以外で観れてうれしかったです。

妖怪、お化けはわりと控えめで好みからは少し離れていました。
家鳴りはかわいいけど、ちょっと・・・
演出や配役の演技は好ましく良かったです。
連続殺人事件解決のための安楽椅子探偵として、
もう少し、ミステリー調にしてもバチ当たらないかも、と少し思いました。
シリーズものということで次も楽しみです♪