2007年12月29日土曜日

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル 5話視聴

3つめの怪獣はエレキングなのかな、と
思っている大怪獣バトル。

「ベラルゴシティの罠」を観ました。
わさわさ出てくるサドラーにビースト、ファイアーゴルザにガンQと
怪獣オンパレードの展開。
ファイアーゴルザの強さを際立たせるためにサドラーを瞬殺、
Aパートでゴモラのパワー攻撃を見せてくれたので
あっちゅう間に登場が終わったのがちょっぴり残念。

今のところ善玉=昭和怪獣VS悪玉=平成怪獣の図式なのも
おっさんには判りやすくうれしい。

悪玉の怪獣使い、レイを孤立させてねちねちといたぶるのかと思ったら
次の予告では大胆すぎる行動のカット続出。
やっぱり武闘派なんですねw

2007年12月22日土曜日

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル 4話視聴

ゴモラはかっこいいよな、と思いながら見ている大怪獣バトル。
4話のゲストは宇宙大怪獣ベムスター。

子供目線で観ると怪獣がくんずほぐれつ戦っている様はとても楽しい。
あの頃ウルトラマンが観たいわけじゃなくて怪獣が観たかったんだな、としみじみ。
ベムスターは容姿がペンギンみたいだけど、
ゴモラの攻撃をいなして攻め込む演出で強さがアップ。
人間側も直接間接的に支援に回り始めました。

怪獣使いの仲間入りと宇宙船の移動でお話は次のステージに。
おっさん視線で観ると全13話らしいので3部構成の1部終了、という感じ。
第2部(勝手に決めてる)からヒールの怪獣使いも出てくる様子。
こやつがキングジョーをねぇ・・・
次はゴルザやガンQ等平成怪獣の登場みたい。

ゴモラはいつまで主役でいられるのかハラハラしながら見てゆこうと思います。
・・・ガンダムみたいに途中で主役機変えられると興醒めしてしまうんです。
(だから、ターンAは好きでした)

2007年12月21日金曜日

ポルタのサントラのこと

スキマの国のポルタのDVDBOXに付いていたサントラ。
聞けば聞くほど面白く奥が深いです。
お気に入りはトラック02の「a delivery march」、08の「accelle gets angry」

02の「a delivery march」は例の「パッポコペッホ・・・」のテーマ曲。
音だけを聞いているといろんな楽器、おもちゃ的なのもの一杯入っている。
飽きさせないにぎやかさが豊富に感じました。
ブックレットには歌詞が載ってましたが・・・歌えません・・・むつかしい~

割とのんびりテンポの曲が多い中で08の「accelle gets angry」は特別。
倍、とまではいかないけどセカセカ速いテンポ。
その名の通りアッチェルのテーマ曲。
プロペラのルーターみたいな音が入るところも楽しい。
空飛ぶ最強のヒロインだけあります。

他にもいい曲があります。
ドンサボさんやタブタブさんの歌、ロックさんの「おっお、おおおーっ」とか。



全然関係ありませんが、ゾウゾウさんって荒井さんが声当ててたんですね。
本篇で「a delivery march」も歌ってました。

はやっ!やさいのようせい届く

注文していた「やさいのようせい N.Y.SALAD」が届きました。
えー、どのような風の気まぐれか判りませんけど、
入金して2日後に到着・・・ポルタのときは散々待たせたくせに!

さっそく特典ディスクから観ています。
天野さんのインタビュー、最初に思いついたのはガーリックだったと。
でも、好きなのは芽キャベツとか。
(私ゃサラダ姫と思ってたのですけどね・・・)

なんで「N.Y」なのかということもこのインタビューに!
私ゃ、猛烈にツッコミ入れてしまいましたよ~

2007年12月18日火曜日

1月のプチプチアニメ

NHK教育のプチプチアニメ、1月の放送スケジュールが更新されていました。
正月3日まで休んだ後、4日金曜からスタートです。
木曜日のスキマの国のポルタは引き続いて10~13話までやってくれる♪

月曜は白い本 1話の後、王さまものがたり 1、2話。(28日は2話のリピート)
火曜は先月のニャッキに代わってロボットパルタ 11、19、21、22話・・・なんで飛ぶのかな?
水曜は先月のジャム・ザ・ハウスネイルに代わってももんがぁモン1、3、6、7話・・・これも飛んでる。
木曜は前記のようにスキマの国のポルタ。 13話はクリエイター必見(と、おんばけは思う)
金曜はぶーばーかーに代わってカペリート 1~4話。

カペリート、真面目に見てなかったけれど、
最初からということでちゃんと観てみようかな・・・

土曜は「おかあさんといっしょ あそびだいすき!」内で
「やさいのようせい NY・SALAD」がありますが、
まだ1月の情報は年末年始特別放送のみでした。

1日2本観れるチャンスです。
今月観損ねた人は要チェックっす。
12月31日
午前7:45~7:50「ピクニック」
午前7:50~7:55「ピーナッツ大騒ぎ」
01月02日 
午後4:50~4:55「こまったジャガイモ」
午後4:55~5:00「プレゼント」
01月03日
午後1:45~1:50「トウガラシのいたずら」
午後1:50~1:55「妖精たちの演奏会」

3日の「妖精たちの演奏会」は私が好きな話です。
キャラクターの個性がよく出ていて、しかも音楽が楽しい。



NHKアニメワールド・プチプチアニメ
http://www3.nhk.or.jp/anime/petit/
やさいのようせい
http://yasainoyousei.jp/index.html

2007年12月16日日曜日

スキマの国のポルタ DVD-BOX購入

スキマの国のポルタDVD-BOX、届いてからしょっちゅう観ています。

今回ポイントもあったのでアマゾンで注文しました。
10月にすぐ注文して、振込みの連絡があったのは発売日前日。
その日にコンビニから振り込むとすぐ入金確認の連絡がありました。

アマゾンから出荷されてこちらに届いたのはそれから5日後。
先月までは3日以内に届いたのに、
お歳暮シーズンと時期が悪かったようですね。
あとで頼んだ秋山あゆ子さんの絵本と同じ日に届きました。
まぁ、送料ケチったのは私ですので・・・
お盆や年末時期にすぐ欲しい人は通常配送ではなく、
お急ぎ便を選択した方がいいです。

BOXの中身は
本篇DVD-ROM 1枚
布製の指人形 1セット
(ポルタ・ロバロバ・アッチェル・ラッパー・サキソン)
サントラCD 1枚
ブックレット 1冊 です。



指人形もビニールやプラスチックでなく布製なので
おんばけはけっこううれしい。
ブックレットには10話「ジャガジャガさんのやさい畑」のMAIKINGとして
原作コンテとそれを元にした動画用コンテが載っていて、
あのポルタがどうやって生まれたのかが少し判って楽しかった♪
原作コンテって見開きの絵本形式だったのが驚きでした。
ここから動画に持ってゆくのは・・・やっぱりすごい。

このBOXで一番うれしかったのはサントラCD。
(本篇DVDはメインの目的なので別格)
あのロックさんやドンサボさんの歌や、
おもちゃも含めたいろんな楽器を使った愉快な音楽は
落ち込んでいるときにもすぐに元気になれるので
作業中は部屋でエンドレスに流し続けています。

放送が始まってからずっとDVDほしいと思っていたので
願いが適ってうれしい限り。

プチプチアニメやNHKの短篇アニメは本当にユニークで
野心的で見る側に心地よい刺激を頂戴してます。

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル 3話視聴

けっこう気に入ってしまった大怪獣バトル。
バンダイチャンネルで配信しているものを観てます。
ここは1週間ごとに1話づつ公開しています。

3話のゲストは透明怪獣ネロンガ。
最初のウルトラ怪獣は幼い頃のおなじみなので素直にうれしい。
グドンが前座で登場。
ゴモラはけっこう格闘で技を使うし、アクティブに動いている。
着ぐるみはデザインはもちろんのこと、
中身にも技術革新があるのだろうな、としみじみ思いました。

子供の頃はウルトラシリーズ観るときには
小難しいドラマやウンチクはスルーしてました。
だから、ドラマ部分はもっと冒険してもいいかもしれませんね。

幼い頃の私が憶えているのは怪獣とちゃらけたキャラクターだけ。
飯島敏弘監督のすっとぼけた話が好きだったり。
ウルトラマンコスモスの最初の映画も実は好きなのですが、
誰も同意してくれないので悲しい。
(ウルトラマン=人間の関係を肩代わりしたかわいい子供バルタンや
自決して好敵手に後をゆだねる大人バルタンの扱い方とか、
分身攻撃に分身して挑む大人気ないコスモスとか・・・)

ゴモラが今のお子様のヒーローになって欲しいですね。
あの番組にウルトラ戦士は要らない。
できれば最終回まで岩にへばりついていてほしいと思いました。


2007年12月11日火曜日

丹下左膳餘話 百萬両の壷 視聴

山中貞雄の傑作時代劇。
あちこちで語られているので多くは云わない。
私はこの作品に映画館や京都の博物館、VHSにLDまで散在しました。
それだけ面白い作品。
こんなの観てしまったら今の時代劇がどれだけリズムもテンポも
演出も切れ味が鈍ったことが判るはず。
・・・でも、それは仕方のないこと。
この前後の時代は時代劇の顧客が一番若かった時期。
それから段々と顧客の老齢化と共に切れ味が鈍るのは時の流れです。


1935年の作品(DVDケースには1953年とあったり)
昭和10年で皇紀2595年。
主な出来事は幕末機関説ならぬ天皇機関説で美濃部達吉が不敬罪で告発。
ドイツの再軍備。ペルシアがイランに国号を改称。

演出、カット割り、展開全てがすばらしい。
拳銃ぶっ放すお藤さんもいいけど、
左膳といっしょに子煩悩ぶりを見せるこっちもいい。
ホームコメディ化した左膳だけど大河内さん、斬る瞬間はすごい。
一瞬で片腕で抜いて斬って、さっさと鞘に収める。
その一連の動きも必見です。





狐の呉れた赤ん坊 視聴

阪妻の、と言っても私の同世代でも知らん人も多い
日本の名優阪東妻三郎の名作、「狐の呉れた赤ん坊」が
日本名作映画集より1,000円DVDで発売されました。

実はこの映画数年前に劇場で観たのですが、いい話です。
演出も小技が利いていて、飽きさせません。
所謂名監督として名高い連中のモノが出尽くしたおかげで、
1,000円DVDにこの作品も入ってきて思わず買いました。

1945年の作品。昭和20年であり、皇紀2605年の時代。
主な出来事は広島、長崎への米軍による原子爆弾攻撃。
主要都市への相次ぐ空襲。終戦詔書のラジオでの放送。
前出の「七つの顔」の前年、つまり敗北と終戦の年です。

GHQにより刀とチャンバラが禁じられた時代。
剣戟スターの阪妻もこの作品では川越人足。
豪快さと細やかな演技を見せてくれます。
子役の沢村アキヒコはこのDVDの解説では津川雅彦になっていますが、
あちこちの資料では兄の長門裕之になっています。
(津川さんも別役で出ているみたいだけど)
私の好きなマキノ正博の作品のように脇役が個性的でキャラが立っていて、
物語をより活性化させます。



年取ると何ですか、こういうええ話というか
視聴後にええ気分にさせてくれる作品に弱くなりました。
サイレントの頃のニヒルでクールな阪妻よりも、
決闘高田馬場やこの作品のような豪快な作品の方が好きです。

一緒に買ったのが
「丹下左膳餘話 百萬両の壷」
これが1,000円とは・・・LD買っちまった私は複雑な心地。
こいつも必見。一生に一度くらいは90分くらい時間作って見ても損はしない。

その話は次回。

2007年12月8日土曜日

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル 1話・2話視聴

怪獣同士のバトルが観れて楽しい作品です。
ポケモンブームでデジモンとか出ているときに
この企画やっておけばよかったかもしれませんね。

一番素敵なのは銀色の巨人が居ないこと。
(あとから出そうなのでがっかり)
1話でドラマ長くてしんどいと思いましたが、
2話では怪獣バトルを15分毎に見せてくれたのでよかったです。

再放送世代ですが私はゴモラ好きです。
彼奴がレッドキングやゴルザを
ぼてくりこかす姿は観ていて気持ちがいい。
さぞ、怪獣殿下もお喜びであろう。
CGのリドラも可愛かった。

荒地に不時着している宇宙船ということで
少し宇宙船サジタリウスを思い出していました。


七つの顔 視聴

記念すべき(?)多羅尾伴内 第1作。
1946年の作品で昭和でいうと21年、皇紀では2606年。
出来事としては
昭和天皇の人間宣言。
ビキニ環礁で原爆実験。
日本国憲法発布・・・つまり、終戦直後だ。

GHQが時代劇と刀を取り上げてしまったので生まれた
奇天烈な変装推理活劇。
推理物としてけっこうまともなので驚きました。
月形龍之介や原健作も若い(あたりまえ)
配役の中に私のベスト映画「鴛鴦歌合戦」の
「おっとみさん」こと服部富子さんも出ていた♪
歌ってくれなかったのは残念。

終戦直後の厳しく苦しい時代を慰めるごとく、
歌劇団のレビューや歌もある楽しいオープニングでした。


2007年12月6日木曜日

奥様は魔女 視聴

サマンサの方でもリメイク映画のほうでもありません。
ルネ・クレール監督のモノクロ映画です。

1942年の作品。昭和で云うと17年、皇紀ならば2602年。
この年の主な出来事は
ミッドウエー海戦
大映の誕生。

火あぶりに掛けられた魔女が告発者の子孫を呪いつづけ、
(幸せな結婚生活が出来ないという呪い・笑)
復活したときに誤って現代の子孫に恋してしまう・・・
当節アニメの押しかけ女房パターンの始祖のひとつなのかもしれない。
フランス的な洒落たやり取りが軽快でくどさや嫌味が無く、
笑って楽しめた作品でした。


十三の眼 視聴

1,000円なのでワンコインではないけど、
日本名作映画集にいわゆる「批評家好み」な名作以外の
バリエーションが増えました。
片岡千恵蔵主演多羅尾伴内シリーズ2作目の「十三の眼」

1947年の作品。昭和で云うと22年。皇紀2607年
この年の主な出来事は
日本国憲法施行
第1特別国会召集
いわゆる終戦より2年目。

物資が不足している世情を反映したエピソードもあり、
映し出される当時の風景・風俗は昭和レトロ好きにもおすすめ。
後年のシリーズみたいなパターンが確立してはいないけれども、それが返って新鮮。

怪盗紳士であった藤村大造を捕らえ、真人間に更正させた恩師の刑事が殉職。
その犯人逮捕に立ち上がる藤村大造こと多羅尾伴内。
当節話題の「引き寄せの法則」を使いまくって、事件と黒幕を追い詰める。
楽しい。
馬鹿馬鹿しいけど楽しい。
観ているこっちを楽しませる映画はいいものです。


2007年12月4日火曜日

シシ12ヶ月 感想

わかつきめぐみさんの新刊、
シシ12ヶ月を買ってきました。

ソコツネポルカで登場したシシや土地神さんたち
「あっち側の住人」オンリーで構成されたこの国の1年イベントテーマの連作。
ひとくくりにすると「ばけもん」オンリーだったので、
私はとても楽しく読破しました。
和物ファンタジーとして一品であります。
ソコツネポルカ読んでいたほうが判りが良い展開もあったりします。

個人的には「やまひと」のはにわ顔がツボでした。

くものす おやぶん とりものちょう

今日、アマゾンにポルタの振込してきました。
そのついでにアマゾン覗いて、
私は好きなのだけど、友人らの間では感心薄い
秋山亜由子さんの新刊を探してみました。

「虫けら様」とか「こんちゅう稼業」とか
昆虫ベースの独特なビジュアルが数寄なのです。

そこで偶然
「秋山あゆ子」名義で絵本を発見。
表紙を見たらまごうことなき、あのデザイン。
「くものすおやぶんとりものちょう」
タイトルも好み。
時代劇ライクな昆虫世界みたいなので、
もう一冊の絵本と共に注文しました。





2007年12月1日土曜日

プレゼント 視聴

やさいのようせい N.Y.SALAD 
今朝の再放送は「プレゼント」


プレゼント交換をする話。
キャラクター達のこまごまとした動きを楽しみました。
ガーリックはやはりいい味出してますね。
物語を引っ張ります。

12月31日と1月1日・2日に2本づづ再放送があります。
いつもの時間と違うからご注意。
公式サイトを参照ください。

2007年11月29日木曜日

ドラマ「しゃばけ」感想

ドラマ「しゃばけ」を観ました。
もちろん目当ては「ばけもん」

原作は読んでましたので、筋立てよりもディテールに注目してしまいました。
特殊効果がいい味を出していました。
特に最初の富士山からの江戸市中を俯瞰で回って、セットに至るカット。
時代劇というと当節映画でしかこんなカットを許されないのか、
狭い空間での狭いイメージが多く寂しい思いをしていました。

戦前の時代劇の方が(映画だから、もあるでしょうけど)広い空間のカットがあったし、
低予算7日で撮った作品でも『イラスト』くらいありました。
だから、時代劇を作る側の姿勢の問題と推測します。
妖怪への特殊効果需要のおかげでいい感じな絵を映画以外で観れてうれしかったです。

妖怪、お化けはわりと控えめで好みからは少し離れていました。
家鳴りはかわいいけど、ちょっと・・・
演出や配役の演技は好ましく良かったです。
連続殺人事件解決のための安楽椅子探偵として、
もう少し、ミステリー調にしてもバチ当たらないかも、と少し思いました。
シリーズものということで次も楽しみです♪

2007年11月17日土曜日

氷の国の冒険 視聴

やさいのようせい N.Y.SALAD 今朝の再放送は
「氷の国の冒険」

あのチビたちにかかると冷凍庫もダンジョンになってしまう。
氷をすくうアレ(名は判らない)は確かにソリに似ている♪
「出られなくなるよ」のライチも良い雰囲気。
描いた絵がそのまま3Dになっているような質感が見事です。

2007年11月16日金曜日

買い物メモ

もうじき発売なのでメモ。



のほほんとしながら骨太なお話。
見せ方が嫌味でないスタイルが数寄なので楽しみです。
「ソコツネポルカ」のシシ君の話っぽい。

2007年11月10日土曜日

きのこのなぞ 視聴

やさいのようせい N.Y.SALAD 今朝の再放送は
「きのこのなぞ」

やっぱり今回も動きがかわいくて惹かれます。
きのこの盆踊りは音楽と合っていて楽しい。

今回の狂言回しは白ナス。
行動する起爆剤はいつもと同じくガーリック。

2007年11月8日木曜日

カメカメさんの自転車 再放送

今日のポルタ再放送は2話の「カメカメさんの自転車」

今まで気が付かなかったけれども、
冒頭のまったりポルタ・ロバロバって
『ポルタの家』に(座って)居たんですね~

ポルタの家は後半、ロバロバが風邪を引いた話などで再び登場します。

このアニメ、原作の荒井良二さんが目立って宣伝されていますが、
私はまったく知りませんでした。
私はこの絵を動かす和田敏克さんの「ゾウだぞう」(みんなのうた)や
「チップとタップ」の動かし方が好きだったので観始めたのでした。

2007年11月3日土曜日

ゆかいなジャンプ 視聴

やさいのようせい N.Y.SALAD 今朝の再放送は
「ゆかいなジャンプ」
各キャラクターの動きや演技が楽しめます。
ポルタ同様台詞が擬音で語りだけの演出なのが功を奏しています。

今回はレタスにスポットを当てているけど、
他のキャラクターも動きで性格を見せてくれます。
・・・ガーリックが今日は尖がってないな、と思ったらオチに使われていました。

話的には前にやっていた音楽セッションが好きです。

2007年11月1日木曜日

Ruby Gloom、CNで今月10日先行放映

Ruby Gloomのテレビアニメが
今月カートゥーンネットワークで放映されるらしい。
本格的な放送の前のご挨拶公開。

日時は11月10日(土)11:00~12:30と19:00~20:30
10日のみの放映のようです。
楽しみ楽しみ。

ポルタの再放送始まる


今朝からNHKプチプチアニメの木曜枠で
スキマの国のポルタ1話が再放送始まりました♪



今月は5話まで。
このまま全13話の再放送があるかもかも。
来月はDVD発売あるしね・・・
ひょっとしたら11月だけかな・・・



NHKプチプチアニメ番組表

2007年10月30日火曜日

もやしもん 1話感想

もやしもん 1話を観ました。

素晴らしいのはオープニングと最後の菌劇場。
これだけで見る価値が(私には)あります。
特にオープニングのオリゼー達のちょろちょろした動き。
とてもかわいい♪
まるで妖精か妖怪の世界。

本篇は原作に忠実でした。
私はコミック読んでいるので・・・

2007年10月22日月曜日

ETV特集 21世紀を夢見た日々 感想

先日放送のNHK教育 ETV特集
「21世紀を夢見た日々 ~日本SFの50年~」
セカンドライフでクマ作りながら観ていました。

50年のSF史をNHKなりに体系化してみせたもので、
細部に注目すれば否応はあるでしょうが、一見の価値がありました。

私の世代でゆくと1つ上の先達から現在までの年表。
そもそもの発端からして大勢より「異端」であり、
異端ゆえに時代を先取りできたということ。
その異端もまた円熟期に入ったこと。

円熟期には構想など骨組みよりも見た目のリアルさに注目します。
歌舞伎もそうでしたし、映画もそうでした。
今監督のリアリズムを揶揄するような言葉は印象的でした。
戦後誕生した文化の始まりと終焉を客観的に見せてもらいました。

今日もどこかで新しい「異端」が生まれつつあるかもしれない。
それはもう年老いた私には縁遠いものかもしれません。
観終わって
「歳食っちまったな」と感じました。

それはそれでよし。
私には私の価値観があり、迷いはありません。

2007年10月21日日曜日

ULTRA SEVEN X 感想

遅まきながら深夜に放送している
ULTRA SEVEN X」を3話まで観ました。

気合は入っているのを感じます。
1話完結の形やバディ物な展開も観ていて楽しい。
12話ということもあるのか、
ネクサスよりも贅肉が絞れているみたいですね。

3話のマーキンド星人がくそまじめすぎる本篇の中で一服の清涼剤。
飄々としている小宮孝泰さんの演技も妙に楽しい。

ガンダム同様に今の若者のための番組。
年寄はでしゃばらず、遠くから眺めさせてもらいます。
そんな私は「ウルトラファイト」が好きです。

2007年10月15日月曜日

機動戦士ゼロゼロガンダム1話視聴

遅まきながらGyaoでゼロゼロガンダムの1話を観ました。
ポジティブに考えれば前振りなどお話風呂敷の広げ方や、
目に付きやすいディテールに細やかな配慮が施された作品でした。

今回、かなり若返った「ペネロープとパーカー」(サンダーバード)が居ましたね。
(リュウミンとホンロンのこと、としよりは自分の基準でモノを観ます)
サンダーバードは実働5人だけど「私設」の国際救助隊。
国を超えて喧嘩売りませんが超兵器で大暴れ、なのでそんな風に思いました。

モビルスーツより強いロールスロイスに期待します(間違っているぞ)

2007年10月5日金曜日

万治絵入本 伊曾保物語

江戸時代に出版されたイソップ物語や童話の本。
古文も江戸期なので読みやすい。
おんばけのおすすめは後半の絵草紙。
今とは違うアプローチの擬人化は楽しいし、刺激を受けます。



教育本としても使われた物語はシニカルでクール
欧米の思想の根幹を感じさせます。
こんな事ばかり考えていたら、ろくでもない野郎になりそうです。

元々悪い竜の話だったのが河童になっていたり。
(ぬれぎぬだぁ~)
蟻とキリギリスが蟻と蝉になっていたり。
私はこっちのほうが好き。

精霊の守り人 2巻

精霊の守り人、2巻目観ました。
3話にして深手を負うバルサ姉さん、それでもしっかり相手を倒す。
チャンバラアクションも見ごたえありました。
4話はいろいろありましたが「たまごたまごたまご・・・」に尽きるかと(笑)
緩急のバランスがいい作品は面白いな~

ポルタややさいのようせいDVD-BOXが発売決まったので、
資金作りのため、こちらはしばらくお休み。

2007年9月15日土曜日

精霊の守り人 1巻

無料視聴サイトで観て面白そうだと思ったので買ってしまいました。
アニメは短編以外で久しぶりにかも。



バルサ姉さんがかっこいい♪
1話での余計な台詞や動きの無いところが武人ぽくて好感がもてました。
作品全体の見た目はアジアンファンタジー。
さりながら芯は元気な頃の時代劇の香りもしたので、ちょっと付き合ってみます。

古事記(ふるごとぶみ)

古事記を読み終わりました。
おんばけ的に楽しい物語でした。




色々な見方や考証があるようですが、神話として楽しむが良し、かと。
あらゆる意味でおおらか。
「なりなりて」の国生み。
矢に化けて厠で女の尻つつく山神。
鼻や口から食べ物を出してくる神さん。
スサノオが「きたねーっ」と殺して、その死体から作物が生まれたとか。
兄たちに疎まれ、何度も殺されては生き返る大国主。
ヤマトタケルはサボりぎみの兄を厠で待ち伏せて、手足もぎ取る荒者だし。
(草薙の剣を女の家に忘れるのは愛嬌)
せせこましい発想を反省させ、当節価値観を客観的に見直せます。

神話中心の上巻にくらべて中巻下巻は天皇家の系譜と権力闘争が多く、
ちょっと魅力に欠けました。

2007年9月3日月曜日

雨月物語 感想

ときどき帰りによるDVD店で「雨月物語」を980円で買いました。
ワンコインDVD同様著作権保護切れの名作を1800円で売っていたのが安くなっていたようです。
他にもオズ・クロサワ等がありました。

1953年の作品で今から54年前。
昭和28年で皇紀2613年・・・
出来事としては衆議院「バカヤロー」解散。
ソ連の水爆保有発表でゴジラ誕生1年前。

原作の短編集より2本を持ってきて「肉」にして、
依田義孝の作った「骨」に貼り付けた作品。
原作というよりは「原案」に近いくらい変わっている。
ある意味シェイクスピアの原作をアニメ化したものの元祖かもしれません。

怪奇と幻想は少なめ。
料理で云うと備え付けのパセリ程度。
とても残念。
人間のあさましさとはかなさ、したたかさに重点が込められています。
戦国時代を描きつつ、その情景はまさに戦中戦後の様。

私は著作権保護は現状の50年でいいと思います。
70年に変える理屈もわかりますが野暮で西洋的。
捕らえた獲物を骨までしゃぶる狩猟民族の発想です。

これから時代は東洋型の農耕民族の発想に変わるという話もあります。
文化という土地を耕し、コンテンツという種を得てゆくには
その種籾を一部の人間が出し惜しみするのはコンテンツの弱体化を意味します。
・・・まぁ、別に70年になっても困りはしませんけど。
そんな小汚い種籾よりもはるか古の文化を探してゆけばいいのです。
校正者や版元の手垢にまみれていないものを。

2007年8月30日木曜日

河童のクゥと夏休み感想

妖怪が出てくるので観ました
・・・というより、たまたま人に観に行こうといわれたので。
しんちゃん劇場版に興味もなかった私一人ではスルーしていたかもしれません。

判っていても楽しめる、水戸黄門の印籠のような脚本の構成の上手さ。
人間の良きところと悪しきところをバランス良く出してゆき、かなり生々しさを取り入れていた演出。
「色々と嫌な事もあるけど生きてゆこうよ」というテーマの1つが印象的でした。
主人公の父親や犬など「おやじキャラ」が決めるところを決めたりといい味を出していました。

妖怪度は低めです。
人間たちの「島国根性」(世界的に皆そうなっているので死語になったのかな)と
「仲間意識」の善悪双方を見せてくれたところに好感が持てました。
クゥの「すっと前から決まっていた」ではありませんが、
縁あって観ることの出来た作品。
観てよかったと思いました。


当日朝に強烈な黒雲と雷と雨振り。
この日映画を観たキッズらは東京タワーのシーンに
リアルさを感じることができたのかもしれません。

2007年8月25日土曜日

ミヨリの森 感想

バケモンが出てくるので観ました。
原作を知らないのでよく判りませんが
百鬼夜行を従える女の子のトトロ+コロボックルのようなお話でしたね。
バケモンが最後に色々出てくれてうれしい。
バケモンがもっと活躍するなら原作も読んでみたいですね。

主役が幽霊に殴りかかって、逆関節決めて成仏させるのは斬新でした。

プチプチアニメの魅力

前に子供がいる友人から問われたことがありました。
おんばけは何でプチプチアニメが好きなのか、と。
あの番組はNHK教育の幼児教養番組の狭間の時間帯で放送しています。
子供のいる場合は必須のものですが、独り者のおんばけがそれを見ている事が奇妙に思われたのです。

理由は単に好きだから。
まぁ、それではなんですからもっと云うと、
たまたま偶然観たのがきっかけでした。
様々な技法を駆使して短い時間で印象深い物語を作り上げているこのシリーズが実に新鮮でした。
趣味でアニメーション作っているおんばけには大いに刺激となりました。


あと、目覚まし代わりにテレビをタイマーで付けているのですが
それがあのチャンネルと時間帯だったりするからです。
なぜ、NHK教育なのかはワイドショーがとても嫌いなので・・・
朝っぱらからエロと恐怖で客を引くあの番組システム。
それを享受する客。
それらが呪わしいから。

2007年8月23日木曜日

ムーミン パペットアニメーション 感想

今回初めて一通り見直して観ることができました。
国産アニメ版が決して面白くないわけでは無いけれども、
この作品に比べて「わくわく感」「ハッとする」気持ちが薄いです。
原作版に近いこの作品が上記の点で、私の中では魅力的に感じました。

好きなことしかしないムーミンたちの徹底した勝手気ままさ。
それをお互いに認め合っている。
(ヘムル族のように行過ぎると多少嫌がっているけど)
一部を除いて物にこだわらない生き方。
洪水、彗星などの天変地異や事件には団結する。
長い冬にはユニークなことも恐ろしいことも現れる。
そんな世界を受け入れて生きている。
・・・ドライでオタク的だけどコミュニティとしてまとまっている。
そんなキャラクター達の存在と生も死も均等に表現された物語。

そして、半立体アニメで表現された質感と映像
これがとても良かったです。

外からの概念をアレンジして和風にすることは悪いことではありません。
私が好きなアニメには「宇宙船サジタリウス」もありますし。
ただ、私は最初の国産アニメを日曜日の再放送で観ていた世代なので、
あまりにもドン・チャックでしましまのしまじろうな物語には飽きていました。
私はアニメも映画も話に魅力が感じられないと飽きてしまいます。
ムーミンに関しては原作に近い半立体アニメーション作品が
話も映像も私にはとても刺激的でした。


あと、私が謎に思っていた「スニフと一家との関わり」もよく判りました。
ムーミンパパの冒険仲間、その子供だったんですね。
スニフはお母さん似でお父さんと全然似てませんでした。


   

2007年8月14日火曜日

FLAG 感想

Gyaoで今日最終回が配信されたので観ました。
ネタばれになるので詳しくは控えますが、
ああいう話だったんですね!
びっくらこいてしまいました。
しかも、綿密に計算の上やっていたんてすね・・・
なぜ、ああいう構成になっていたのかもこの最終回でよく判りました。
やっぱり御大は話の作りが上手い。
あらゆる物事に共通する概念『基本に忠実』という言葉を思い出さずにいられません。

あのいつも流れるエンディング。
その意味や疑問も全て解決しました。
(疑問、と云っても「あれは誰の部屋なのか」とか
灰皿と酒瓶と白州のカメラとかですが・・・)
最後少しいつもと変わっているので、観るときはエンディング飛ばさずに。

ある意味現代版「ドキュメントダグラム」だったわけですね。
(年寄は自分の理解できる鋳型に入れて考えてしまいます)


  

2007年8月4日土曜日

ムーミン 観始め

Gyaoで今月末までとなった「ムーミン パペットアニメーション」を観始めています。
昨日 3話目を観終えました。
NHK教育やCNでランダムに観ていましたが、通しで観るのは初めてです。
ダークさとユーモラスさが嫌味なく混ざっている世界は楽しいです。

ムーミンたちっていい意味で自分の楽しみを優先している連中なんだな、と。
あのムーミンママもハンドバックを無くしてしまったら何もしなくなってしまうし、
他の人もそれを良しとして認めているコミュニティがユニークですね。

2007年7月26日木曜日

こまねこDVD

待ちこがれていた「こまねこ」のDVDを買いました。
劇場に観にいって気に入ってしまいました。
(昔の日記に書きました)

今回、メイキングや音声解説を中心に観ました。
2話・4話の半立体アニメがオールアナログで撮影していたのが驚き。
本篇同様作り手の思いや愛情の深さを感じました。
大人より子供の方が特異だったねこ言葉。
人形造形の巧とアニメートの奥深さ。
マニア的にも興味深い内容でした。
特にいぬ子話のきっかけや変遷がよかった。
私もよく場から逃げたす癖があるのでひしひしと伝わりました。

これから本篇をしみじみと観てゆきます。

2007年7月19日木曜日

「スキマの国のポルタ」13話

プチプチアニメの「スキマの国のポルタ」
今日と来週の木曜の放送が13話です。
・・・来月はありません

今日は届け物を終えたポルタたちの前に
初っ端からアッチェル登場。
彼女は新しい荷物を一つ持ってきます・・・
(ここからネタばれ)














見事なグランドフィナーレでした。

「スキマの国」
「あの特徴的なオープニング」
をうまく使った楽しいお話でした。
スキマの国の隙間(笑)に入ったポルタとロバロバが
シンプル線画になって遊んだり、
リアリズム嫌いな私には空想力を刺激される心地でした。

勢ぞろいやアッチェルとのカット、
それにいつものオープニングと同じカットの最後から考えると
やっぱりこれでおしまいなんでしょうね・・・
楽しみが一つ減ったのはさみしいです。

終りがあれば始まりもあります。
またどこかで私が好きになりそうな
新しいものが始まっているかもしれません。

2007年7月16日月曜日

ウルトラQって・・・

ウルトラQって
「三丁目の夕日」とか好きな昭和レトロマニアにも
お薦めのものかもしれない。
60年代未来ビジョンの多いカラーのウルトラシリーズよりも。

モノクロ、ということは強みだし。
色があるのは判りは易いけど易すぎでインチキに見える。
それぞれの思いの色があるのだから、
色は脳内補完した方が良いかもしれません。

2007年7月11日水曜日

Ruby Gloom本、買いました





先日、アマゾンに注文したRuby Gloom本が届きました。
買ったのは

 Ruby Gloom's Keys to Happines
 Ruby Gloom's Guide to Friends


貼り付け素材で遊んでいるうちに偶然見つけたものです。
両方とも表紙に布っぽい加工がしてあって、手触りがユニーク。

「Keys to Happines」は3年前に刊行されたもの。
ちびちびしているルビーちゃん、デザインも可愛いスカルボーイなど
今のとは少し印象が違います。
ミザリーは外観変わっていませんが、扱いがかなり違っています。
ルビーちゃん、本気でびびっていました(笑)
この頃の方がちんまりして可愛いな、と私は思います。

「Guide to Friends」は2年前刊行。
アニメや公式サイトのデザインに近くなってきています。
私が好きなアイリスも登場!
ちびちびしていて描きやす…いえ、可愛らしい。

文面は当然英語なのでじっくり読んでいる最中。
まっとうなことを書いてそうでオチがダークだったりして
中々に面白そうです。


Ruby Gloomサイト・動画やイラストを見ることができます。
http://www.rubygloomtv.com/


2007年7月5日木曜日

「スキマの国のポルタ」12話

今日の「スキマの国のポルタ」は新作の12話。
タイトルは「ロバロバとこおりのソリ

ポルタは毎週楽しみにしている数少ないアニメの1つです。
来週はこの12話の再放送です。

今週のお話はゲストキャラ再登場祭
個人的にキャラの再登場はうれしい。
キャラクターが再び登場する事で
世界観がぐっと密になると思います。
あれだけ広げまくった不思議世界だから効果的です。

再登場したのはゾウゾウさんにギンペンさん。
そしてカメカメさん、カバカバさん。
あと、柱時計とロックさんところのハトカップル。

ゾウゾウさんは配達を手伝ってくれたり、全篇に渡って活躍。
ギンペンさんも氷のソリを作ってくれました。

あと、注目はオープニング後のポルタ

スポットライトを浴びて荷車引いてる姿に
不覚に笑ってしまいました。

ロバロバが風邪でダウン。
ポルタがロバロバに氷をあげたくて、
ポルタの自宅(初登場!)にお届け物。
普段ポルタがゾウゾウさんの探し物をしたり、
ギンペンさんのボールを繕ったりしていた事が
伏線になってのお客さんたちとの助け合い。
心洗われる良い話でした。



2007年6月28日木曜日

「スキマの国のポルタ」11話

トノトノさん、望遠鏡にテニスにダンスと
殿様だけに娯楽にはうるさいのかな(笑)
ヒメヒメさん共々ちんまりとしてかわいい。

ビジュアルも意表をつくけど、
<太>このシリーズ、お話がすばらしい。
予想外の展開と
お約束のパターンの幸せな融合
もちろんキャラも好きですよ。



2007年6月17日日曜日

ロープ

今日はヒッチコックの「ロープ」を観ました。
1948年の作品で今から59年前・・・
昭和23年で皇紀2608年。
出来事としては本田技研工業の設立。海上保安庁設置。

全篇ワンカットで作られた実験作スリラー
殺人犯の青年二人が死体を隠した部屋で
被害者の家族や知人を集めたパーティを始める。
殺人芸術を誇る青年たち。
パーティ客の大学教授が彼らを追い詰める。

いやー、ほんとにワンカットだ。
ステディカムも無い時代に
セットの中をカメラが回る回る・・・
ゆかいゆかい。けれん味が楽しい。
台詞がえんえん続くシーン。
不安そうに眺める犯人の姿を映すことで飽きさせない
臨場感をすごく出している。
上手くて判りやすい。

 

2007年6月15日金曜日

地球が静止する日

ワンコインじゃ無いけど名作なので。
地球人の汚らしさやエゴ、または素晴らしさを
宇宙人を通してバランス良く表現した作品
です。
品のある宇宙人クラウトゥはお笑いの心も忘れない。
ロボットの質感は(私は)ふかふかしてとてもかわいい。
ラストの余韻は現代でも痛烈に感じられます。
東西冷戦で核戦争の危機があった時代。
既得権利益確保で核を弄ぶ時代。
危なさではそんなに変わりません。

7月にFOXのカルト枠で再発売。
ちゃんとコメンタリーには
監督と『作品の大ファン』某氏(笑)との
スタトレ監督話や新しい概念を見せる苦労話も。


私が前買ったときはこんなに色々付いてなかった(涙)
やっぱりリメイクの噂があるからでしょうか?

 

2007年6月13日水曜日

救命艇

今日はヒッチコックの「救命艇」を観ました。
1944年の作品で今から63年前・・・
昭和19年で皇紀2604年。
出来事としてはノルマンディー上陸作戦発動。
北海道で大噴火、昭和新山出来る。

第2次大戦下の大西洋。
Uボートの攻撃から生き残った人々は一艘の救命艇に。
その中で繰り広げられる極限下の密室劇。

観るまでは
「何かドロドロしていてやだな」
と買い控えていました。
とはいえ、そろそろワンコイン鑑賞に飽きてきています。
締めに入りたくもあるので、
今観とかないと見る機会も無いだろう。
そう思って観ました。

本当に最初から最後まで船の中で終わっていました。
良くも悪しくも人間味満載の作品。
これでもかと人間のエゴを見せつけられるけど、
ぐいぐいとひきつけられる。
いやらしくなく、薄汚れていない演出は
不快感を消してくれました。

見せ方が上手いから、画面にも飽きがこない。
かなり良かった。

この「救命艇」は近年SFとしてリメイクされました。
タイトルは「ライフポッド」・・・そのまんま(笑)

まだ未見です。
評判はいいみたいなので、ツタヤで探してみます。

 

2007年6月10日日曜日

オルフェ

今日はジャン・コクトーの「オルフェ」を観ました。
1949年の映画で今から58年前・・・
昭和24年で皇紀2609年。
出来事としては人道面に関する戦争法一般の立法化、
ジュネーヴ諸条約締結。第二次世界大戦終結より4年後。

ギリシャ神話のオルフェウス伝説を元に
コクトーが「双頭の鷲」同様原作・脚本・監督した作品。
お話は不思議な余韻に満ちたばけもん万歳系。
(そんなこと思うのは私だけかもしれません)
実におんばけ好みでした。
古典的な特殊効果も面白い。
モノトーンの濃淡が美しい。
異界演出の照明技が上手い。

この世とあの世をうろうろする詩人より、
王女の凛とした姿と行動が素晴らしい。
変に現実臭いあの世人な王女僕たちや裁判官たち。
「美女と野獣」同様に俗世を越えた冥界衆たちが
生き生きしているのはいいものです。


2007年6月9日土曜日

間諜最後の日

今日はヒッチコックの「間諜最後の日」を観ました。
1935年の作品で今から72年前の作品・・・
昭和10年で皇紀2595年。
出来事としては美濃部達吉が天皇機関説のため、
不敬罪で告発される。
ドイツで純血保護法とドイツ国公民法が制定。

第一次大戦中の1916年。
英国の小説家で陸軍大尉の主人公。
彼は死亡したことにされる。
情報将校Rは彼を間諜として召還、新しい名を与える。
主人公の任務はスイスに暗躍する敵国間諜の抹殺。

英国文豪モームの短編が原作の間諜ミステリー

ピーター・ローレが出ていたのが良かった。
教会での死体発見シーン、
望遠鏡越しに山で抹殺シーンなど
面白いカットはいろいろありました。
見せ方は上手いです。

2007年6月8日金曜日

スキマの国新作

前に9話で終わって再放送していた
プチプチアニメの「スキマの国のポルタ
昨日、ぼんやり観たら新作の10話でした。
来週は10話の再放送。再来週はこれまた新作11話。
(3週間目は11話の再放送)

9話は初期型だったアッチェルも後期型に戻っていました(残念)
ジャガジャガさんも楽しかったし、
タコ王様もなかなか美味しいトコ持っていってました。






恐怖の報酬

今日はフランス映画「恐怖の報酬」を観ました。

1953年の作品で今から54年前・・・
昭和28年で皇紀2613年。
出来事としては日本初のテレビジョン本放送開始。

中米の油田で火災が発生。
火を消すために大量のニトロを山道運搬する。
食い詰めた流れ者たちが高額の報奨金目当てに危険な仕事に挑む物語。

訳ありで流れついた男たちの個性やうらぶれた町の姿。
ぼろトラックでの危険な道中。
クールだけど熱い。実に男のメルヘンです。

DVDの解説にもありましたが、
後のアメーリカ映画に影響与えています。
6、70年代の男臭いアクション映画。
これはその元ネタの一つでしょう。
一番最初のルパン三世が好きな人にもおすすめ。
同じにおいがします。

 

2007年6月5日火曜日

双頭の鷲

ジャン・コクトー原作・監督の絢爛豪華な時代劇、
「双頭の鷲」を観ました。
1947年の作品で今から60年前・・・
昭和22年で皇紀2607年。
出来事としては日本国憲法施行。
チャック・イェーガーが『ベルX-1』が音速を突破。

愛する国王を暗殺されて以来喪に服す王妃と
彼女の暗殺の命を受けた無政府主義の詩人。
彼の顔は亡くなった国王に瓜二つ。
そんな二人に愛が芽生えるのだけど・・・という、
とっても宝塚な美男美女の恋愛ドラマ。

ごつい兄ちゃんジャン・マレーの方は擱いといて(笑)
拳銃の名手で武人な王妃の立ち振る舞いはかっこいい。
惚れ惚れします。
姿勢がいいのは見ていて気持ちがよいものです。
歌舞伎にも近いですね。
道理より愛を選ぶ心中物。
すまじきものは宮仕えな時代物。
この二つが巧みに合わさってます。

そんな事いうのは私だけでしょうけど。

豪勢な色に惑わされること無く物語を鑑賞できました。
物語を味わうにはモノクロで古いものは判りやすいです。


2007年6月4日月曜日

三十九夜

ヒッチコックの「39夜」を観ました。
1935年の作品で今から72年前・・・
昭和10年で皇紀2595年。
出来事としてはドイツの再軍備、イタリアのエチオピア侵攻。
日本の軍艦が台風で大打撃を受ける。
そんな時代のスパイ映画。
浜村淳の生まれた年でもあります。

謎のスパイ戦に偶然巻き込まれた主人公。
「39夜」という謎の言葉を残し、女は殺される。
男は殺人犯の濡れ衣を着せられて、
官憲や敵に追われながら謎を追いかける・・・

危機に次ぐ危機、その切り返しの技が見事。
無駄な時間やシーンの少ない引き締まった構成。
最後のシーンも見事。

 

2007年5月30日水曜日

スイング・ホテル

今日は「スイング・ホテル」を観ました。
ビング・クロスビーとフレッド・アステアのミュージカル。
クロスビーの歌う主題歌「ホワイトクリスマス」は後にまで流れ続けることになる。

1942年の作品で今から65年前・・・
昭和17年で皇紀2602年。
出来事としては
角川映画の前身の大日本映画製作株式会社、要は「大映」の設立。
ミッドウェー海戦。

お話は肩のこらないコメディ。
二人の男性が三角関係でどたばたする。
戦時下だけにこれくらいがちょうどいいのかも。
ジャズも入っていて個人的に満足。
クロスビーとアステアのダンスと歌は上手いですね~

ジーン・ケリーの派手なアクションがすきですが、歌はこっちが上手に思います。
劇中「ハリウッドで撮影」するシーンで
前半に使ったセットをそのまま使っていたのも楽しい。
クレージー・キャッツ映画やマサラ・ムービーの先祖です。

戦争が始まる前と最中は陽気で楽しいものがもてはやされます。
平和だと陰鬱でモノを考えすぎるものが好かれます。
たとえば大正・昭和初期、そして現在です。
平和の時をかみしめてゆきましょう、いまのうちに。

レベッカ

ワンコイン映画、ヒッチコックその2は「レベッカ
1940年の作品で今から67年前・・・
昭和15年で皇紀2600年。
出来事としては映画「風と共に去りぬ」で
黒人初のアカデミー賞受賞者誕生。
(あ、これ忘れていた・・・)
新作神楽舞「浦安の舞」が全国の神社で奉納。

話の練り具合、物語の緩急・どってんばってんが実に面白い。
撮影の技もすばらしい。

昔観たかもしれないが目線が変わっているから実に新鮮。
ヒッチコック作品も見てゆこう、と決めました。

余談だけどこの頃のオリビエって、上記の「風と共に去りぬ」のヒロインと付き合ってた頃でしたね?

風と共に去りぬ

レベッカの記事書いていて思い出しました。
風と共に去りぬ」も観ていました。
1939年の作品で今から68年前・・・
昭和14年で皇紀2599年。
出来事としてはアル・カポネが釈放。
国際連盟がソ連を除名。

・・・長い映画です。
あの「ライトスタッフ」や「史上最大の作戦」、
「ガンジー」よりも長い220分。
けれどもお話が魅力的なので、
観出したら気になりません。

戦争に負けた南部の地で強くたくましく
華麗でしたたかに戦い続けるヒロインの姿は素晴らしい。

思い出しながら書いていると些細な不安におびえる
自分の器の小ささをしみじみ感じました。

 

2007年5月27日日曜日

ファンタジア

今日は一日こもってDVDばかり観ていました。
で、今日最後はディズニーのアニメ「ファンタジア」

1940年の作品。今から67年前。
昭和15年で皇紀2600年。
出来事としては零式艦上戦闘機の正式採用。
ダンスホールの閉鎖。

音楽を元に作られたある意味「大人向きのアニメ」
お子様に見せたときにはミッキーのシーン以外興味をしめしませんでした。
絵もかなり色っぽいものも可愛いものも愉快なものもあります。
妖しい踊りの熱帯魚に人馬兵の娘。
カバやワニ、ダチョウのバレーダンサー。
ちびペガサス。水汲みホウキ。
デビルマンの元ネタな禿山の悪魔と眷属たち・・・
実はよく繰り返し観ています。

 

ダンボ

今日はもう1本。「ダンボ
物心付いてから一度もまともに観てなかったので。
1941年の作品ということで今から66年前・・・

昭和16年で皇紀2601年。
出来事としては日本の潜水艦がハリウッドに現れて、
大観覧車を上から落とされたといううわさ(笑)
1941
(ダンボ観てるし・・・)

酒に酔ってピンクのゾウが踊るものや、
カラスの歌など映像的に楽しいものが多い。

いじめられても笑いものにされても
友達の機転でめでたしになる。
ダンボもティモシーもカラスもかわいい。

サーカス団の列車イメージは後年国産アニメにも影響を及ぼしています。
パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス
具体的にはこれ、とか。

 

バルカン超特急

今日はミュージカルではなくミステリー。
バルカン超特急」を観ました。
38年の作品で今から68年前・・・
1938年というと昭和13年で皇紀2598年。
出来事としてはフォルクスワーゲン・ビートルが発表。

走る特急列車内での失踪ミステリーであり、
サスペンスにアクションもありという贅沢な娯楽作。
登場人物たちの演出もまた凝っていて、
ユーモアや嫌味ではないリアリティを出している。
名物に美味いものなし、といわれるが、
名作にはすごいと思わせるポイントが多いですね。


列車や冒頭の駅、ホテルなどのミニチュアがかわいい。

 

2007年3月12日月曜日

なんじゃもんじゃおばけ

今朝のプチプチアニメは
「なんじゃもんじゃおばけ」。

元気な狐とおばけのかわいい筆絵アニメ。
キャラクターやモノクロの画面が好みでした。
優しいタッチの線画が魅力的。

2007年3月9日金曜日

ポルタ深夜放送

昨日はカペリーとをやっていた
木曜深夜のプチプチアニメ連続放送。
「スキマの国のポルタ」もいよいよ登場です。

日時:
15日木曜 午前00:00~00:30分
1話~3話と最新6話、7話の5本。

見逃した方や一気に見たい方はこのチャンスにどぞ。

2007年3月8日木曜日

ギンペンさんのボール遊び

今朝の「スキマの国のポルタ」は新作で8話。
今回はロバロバ活躍。
氷の世界で背景をガラット変えて見せてくれます。

アッチェルが始めてお騒がせキャラに…
あの子はせっかちだけど、うっかりするようなキャラでなかったのに。
これでは普通のアニメみたいに思います。
うーん、圧力なのかな、作り易いからなのかな…

むかむかアッチェルの方がのんびりポルタと緩急差がついて良いのに。

2007年3月1日木曜日

ポルタ7話(再放送)

今日のスキマの国のポルタは7話の再放送。
改めて観ると
「ロックさん」のごっついキャラがなかなか良い。
喜怒哀楽をとりあえず全部出している。
(怒はハードな演奏と仮定して)

やっぱり、
動きに一皮向けたような進化を感じます。


来週は番組表では「8話」と新作とある。
・・・ホントだよね、
1話からの再放送とか違う番組じゃないよね。
期待してます~

2007年2月24日土曜日

3月もポルタ新作?

NHK教育のプチプチアニメ「スキマの国のポルタ」
2月は新作6・7話がありました。
来月の番組予定表を見ると3月も8・9話と新作が!!!

今回の6・7話、
ちょっとアッチェルが普通のキャラっぽくなったのは
個人的にアレだったりしましたが、
いつもと違うスタイルの演出や
横の動きを重視した疾走感が特徴的でした。
新しい試みを見れるのはうれしいですし、
大いに刺激になります。

来月も楽しみにいたしましょう。

2007年2月23日金曜日

小さき勇者たち~ガメラ~ 視聴

この映画、個人的には
流れに掉さす」作品なので気に入ってます。
家族向け娯楽映画であり、男親にもおすすめ。
子供を信じる勇気も描かれています。

ガメラが好き、特に平成3部作が好きな方には
あの造形がお気に召さない方も多いみたいです。
あんな目がくりくりしてるのはガメラじゃないと。
でも、こう思うとどうでしょう。
「あれはミニラだった」と。
ミニラと考えればあの造形も許せるのでは。

ミニラが親(ガッジラ)の助けも借りず、
成人の儀式たる悪獣退治を終える話と見れば
最後の台詞も生きてきます。

平成3部作はガメラという古い皮袋に
見た目のリアリティを増したアニメ脚本という
新しい酒をいれたものと仮定します。、
今回のものは未成人怪獣トトという新しい皮袋に
成長物語という王道な古い酒を入れたと考えることが出来ます。

現代では資金や興業の面で不可能な

『新しい怪獣物』

を作れる可能性を匂わせてくれました。



でも、興業的には振るわなかったと聞きます。
このような新しいモノを作る試み、
特に怪獣物はしばらく行われないでしょう。
残念であります。

 

2007年2月15日木曜日

やっぱり新作?ポルタ6話

今週のプチプチアニメ「スキマの国のポルタ」
先週のネタ「6話」の再放送。

もう一度見ているとかなりぶっとんだお話。
動きもかなり立体的。

好きな人で見逃した方は夕方4時15分からチェック。
(または次の再放送で)

来週22日はいよいよ「7話」!!!
とても楽しみ楽しみ。

2007年1月7日日曜日

美女と野獣

今日は作り物せずに買ってきたDVDを観ていました。

タイトルは「美女と野獣」
ジャン・コクトー監督のワンコインDVD。
1946年の作品で今から61年前・・・
昭和21年で皇紀2606年。
出来事としては「新日本建設に関する詔書」いわゆる「人間宣言」の発布。


ライオン丸のような愛嬌ある野獣。
蝋燭立てや鏡台などに役者を使う独創的なアイデアが素晴らしい。
最後の野獣イケメン変身も面白いやり方で良かった。
あのイケメン顔は元々悪い兄ちゃんのもので、
兄ちゃんが禁を破ったので姿を野獣と交換したから。
でずにーさんのにも出ていた変な兄ちゃん。
あれは何しに出てきたのかよく判らないものでしたが、
この映画ではちゃんと意味を持っていました。

ちなみに野獣は寂しくなると死んじゃうキャラ。
私はコクトー作品のほうが好感が持てます。