今日はヒッチコックの「救命艇」を観ました。
1944年の作品で今から63年前・・・
昭和19年で皇紀2604年。
出来事としてはノルマンディー上陸作戦発動。
北海道で大噴火、昭和新山出来る。
第2次大戦下の大西洋。
Uボートの攻撃から生き残った人々は一艘の救命艇に。
その中で繰り広げられる極限下の密室劇。
観るまでは
「何かドロドロしていてやだな」
と買い控えていました。
とはいえ、そろそろワンコイン鑑賞に飽きてきています。
締めに入りたくもあるので、
今観とかないと見る機会も無いだろう。
そう思って観ました。
本当に最初から最後まで船の中で終わっていました。
良くも悪しくも人間味満載の作品。
これでもかと人間のエゴを見せつけられるけど、
ぐいぐいとひきつけられる。
いやらしくなく、薄汚れていない演出は
不快感を消してくれました。
見せ方が上手いから、画面にも飽きがこない。
かなり良かった。
この「救命艇」は近年SFとしてリメイクされました。
タイトルは「ライフポッド」・・・そのまんま(笑)
まだ未見です。
評判はいいみたいなので、ツタヤで探してみます。